公認会計士編

更新日時:2015-06-11 11:21:05

公認会計士は会計監査から財務・経理等の会計業務を担ったり、会社の経営戦略のコンサルティング等を行う場合もある幅広い業務を行う士業です。

公認会計士の資格の取得は難易度が高いですが、短答式と論文式の科目に別れていて、どちらかが合格した場合、2年以内は落ちた片方だけを受験すれば良いとされています。また、合格していても毎年受験して2年の猶予を延ばす事が可能です。

また、試験に合格しただけでは公認会計士になれず、合格後2年の補助業務や実務補習を経て内閣総理大臣の確認を受けた者だけが公認会計士になる資格を所有する事になれます。ちなみに、この資格を有する事によって登録のみで行政書士と税理士になれるんです。なので、公認会計士の事務は「公認会計士・行政書士・税理士」と3つが看板に書かれていることが多いです。

行政書士一つだけでは食べていくのは難しい、等と言われる事もある士業ですが、公認会計士をとっておけば企業をクライアントとする税理士や行政書士の仕事を一手に担う事が出来る様になるので、収入の心配は無く、事務所の設立等も他の二つと比べると用意かもしれません。

しかし、繰り返しますがその試験は難易度が高く、司法試験の次に難しいと言われています。勉強に専念できる環境で何年も学ぶ事ができる人間と言うのはそう多くはないと思われるので、合格率の低さも納得です。

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