社会保険労務士編

更新日時:2017-07-07 17:29:17

近年注目を集め始めた士業として社会保険労務士があります。略して社労士とも呼ばれ、その業務は社会保険・労働に関する書類の作成や手続き、労働問題の解決、社員教育に関する指導、採用・労働・社会保険などに関する相談、給与計算などが主となっています。

最近ではブラック企業問題などが深刻化していることもあり、労務のプロである社会保険労務士の需要はますます高まっています。将来性のある安定した職といえるでしょう。そのためか、ただでさえ合格率10%以下が当たり前の難関だった社会保険労務士は、合格率5%を切るほどの超難関となっています。

社会保険労務士の資格取得が難関である理由のひとつとして、全部で8種類あるうちの試験科目のうち、1種でも合格基準に満たない場合は不合格となる点です。得意科目での挽回ができませんので、必ずすべての科目で合格ラインを越える点数を出す必要があります。

この試験形式もあって、すべての科目においてしっかりと学習する必要があり、独学で合格するのはかなり難しい国家資格です。しかし、苦労して取得するだけの魅力も多いのです。職業として需要が高いのはもちろんですが、場合によっては弁護士や公認会計士よりも高い年収を得ることができるのです。安定した高収入を見込めるというのは非常に魅力的ですよね。

労働環境の改善は、様々な起業で急務とされています。社会保険労務士はやりがいの面からみても、非常に充実した業務をできる国家資格と言えるでしょう。

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