不動産鑑定士編
更新日時:2018-04-12 15:50
今回おすすめするのは「不動産鑑定士」です。あまり耳にしない職業ではないでしょうか?でも私たちは直接には関わり合いはないですが、不動産鑑定士のお仕事を目にしたことがあるはずです。
不動産鑑定士は、いくつかある不動産関係の資格の中で、唯一不動産の鑑定評価をすることができる国家資格です。その合格率はなんと2~3パーセントしかなく、宅建よりも取得するのが難しい資格となっています。そのため、全国でもこの資格保有者は8,000人程度しかいません。この保有資格者数を見てもどれだけ取得するのが難しい資格だということがわかりますよね。
この資格を持っていると、その土地や建物などの物件の周辺の様々な条件を考慮して物件を鑑定し、評価額を出すことが出来ます。この出された数字が私たちが不動産で見る物件の価格のもとになっています。
また、その知識を活かして、個人や企業が持っている物件の有効活用方法などを提示するコンサルティング業務をやったりもします。
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社会保険労務士編
更新日時:2017-07-07 17:29:17
近年注目を集め始めた士業として社会保険労務士があります。略して社労士とも呼ばれ、その業務は社会保険・労働に関する書類の作成や手続き、労働問題の解決、社員教育に関する指導、採用・労働・社会保険などに関する相談、給与計算などが主となっています。
最近ではブラック企業問題などが深刻化していることもあり、労務のプロである社会保険労務士の需要はますます高まっています。将来性のある安定した職といえるでしょう。そのためか、ただでさえ合格率10%以下が当たり前の難関だった社会保険労務士は、合格率5%を切るほどの超難関となっています。
社会保険労務士の資格取得が難関である理由のひとつとして、全部で8種類あるうちの試験科目のうち、1種でも合格基準に満たない場合は不合格となる点です。得意科目での挽回ができませんので、必ずすべての科目で合格ラインを越える点数を出す必要があります。
この試験形式もあって、すべての科目においてしっかりと学習する必要があり、独学で合格するのはかなり難しい国家資格です。しかし、苦労して取得するだけの魅力も多いのです。職業として需要が高いのはもちろんですが、場合によっては弁護士や公認会計士よりも高い年収を得ることができるのです。安定した高収入を見込めるというのは非常に魅力的ですよね。
労働環境の改善は、様々な起業で急務とされています。社会保険労務士はやりがいの面からみても、非常に充実した業務をできる国家資格と言えるでしょう。
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公認会計士編
更新日時:2015-06-11 11:21:05
公認会計士は会計監査から財務・経理等の会計業務を担ったり、会社の経営戦略のコンサルティング等を行う場合もある幅広い業務を行う士業です。
公認会計士の資格の取得は難易度が高いですが、短答式と論文式の科目に別れていて、どちらかが合格した場合、2年以内は落ちた片方だけを受験すれば良いとされています。また、合格していても毎年受験して2年の猶予を延ばす事が可能です。
また、試験に合格しただけでは公認会計士になれず、合格後2年の補助業務や実務補習を経て内閣総理大臣の確認を受けた者だけが公認会計士になる資格を所有する事になれます。ちなみに、この資格を有する事によって登録のみで行政書士と税理士になれるんです。なので、公認会計士の事務は「公認会計士・行政書士・税理士」と3つが看板に書かれていることが多いです。
行政書士一つだけでは食べていくのは難しい、等と言われる事もある士業ですが、公認会計士をとっておけば企業をクライアントとする税理士や行政書士の仕事を一手に担う事が出来る様になるので、収入の心配は無く、事務所の設立等も他の二つと比べると用意かもしれません。
しかし、繰り返しますがその試験は難易度が高く、司法試験の次に難しいと言われています。勉強に専念できる環境で何年も学ぶ事ができる人間と言うのはそう多くはないと思われるので、合格率の低さも納得です。
行政書士編
更新日時:2014-03-14 14:03:51
行政書士の資格を取るには、法学部は有利ではあると思いますよ。
行政書士の仕事は、「官民署に提出する書類」・「権利義務に関する書類」・「事実証明に関わる書類」の作成、その代理、相談などを行っています。書類作成の代理かと思うでしょうが、基礎的な事から専門的な事の法律知識が必要なんです。あと、少しレベルの高い一般常識問題になります。
受験資格に制限などはないので誰でも受験はできますが、合格率が低いんです。合格しても、書類の代理作成では仕事が少ないとか不安になるでしょう。
才覚のある人なら、そこは創意工夫によって改善していくと思います。資格を取れれば、上手くいくはずなんて甘い考えでは、大学で何をしてしてきたのかと言われてしまうかもしれませんね。
行政書士の書類作成は、多岐にわたります。仕事の幅を持つのもいいんでしょうが、専門分野というのも持っていないと資格をとりましただけの自己満足に終わってしまいますね。
司法書士編
更新日時:2014-03-12 01:48:09
司法書士は不動産登記や商業登記などの登記事務を企業や個人から依頼されて行う士業資格です。他の士業資格と比較して合格率が低い傾向にありますが、試験では民法や不動産登記法などの法律からの出題が中心になるため、大学の法学部出身者が有利になります。
私は大学の法学部出身で法律関係の仕事に就きたいと考えていましたが、弁護士になるには現実的に難しすぎたため弁護士以外の法律系の士業資格を取ろうと決断しました。そこで司法書士試験の勉強をして民法や会社法が得意であったため、功を奏して合格することができました。独立開業が可能な資格であることから男子学生で司法書士を目指す人が多く私もそのうちの1人でしたが、現在では事務所を開業して仕事をこなしています。
最近では登記事務だけでなく過払い金の返還請求などに関する依頼も多いため、司法書士が活躍できる機会はこれからどんどん増えていく傾向にあります。そのため高収入が期待できます。
税理士編
更新日時:2014-03-05 01:47:35
税理士は税務申告などを企業から依頼されて行う税金の専門家です。所得税法や法人税法などの知識が必要になり、実務においてもそういった税法の知識を使うため法学部出身者で税理士になる人もいます。士業資格なので独立開業する事が可能であるため男子学生に人気が高いです。
税理士になるには他の士業資格と同様に国家試験に合格する必要がありますが、科目合格性になっており5科目の試験に合格することがで有資格者になることができます。簿記論と財務諸表論が必須科目になっていて私は法学部なのでその2つの科目を集中的に勉強することで、他の3つの税法科目は比較的簡単に合格することができました。
取得した時期に関しては法学部在学中は簿記論と財務諸表論の他に固定資産税法に合格し、卒業後に酒税法と所得税法に合格しました。1度合格した科目は一生涯有効であるため、このように数年かけて取得する事が可能である点が、他の士業資格と大きく異なる魅力です。
弁護士編
更新日時:2014-02-26 16:47:25
弁護士は法律問題に関して相談を受けて示談を成立させたり、民事裁判を起こして依頼者の正当な権利の実現を図る事を仕事として行っています。また刑事裁判の際には、法律上認められている被疑者の権利を守りながら、不当に重い量刑にならないように裁判において被疑者を弁護します。
弁護士はこうした責任が重く重大な仕事を行うため、他の士業と比較して取得するのが難しい傾向にあります。他の士業の資格のほとんどが筆記試験のみで取得できるのに対して、弁護士になるには法科大学院に進学して司法試験に合格する必要があります。
法科大学院には法学既修者コースと法学未修者コールがあり、法学部の学生が法科大学院に進学する際には法学既修者コースになります。法学既修者コースだと就学年数が2年で済むため、他の学部出身者よりも早い年数で弁護士になることが可能になります。
弁護士になると司法書士や社会保険労務士などの他の士業資格の人が行う仕事も引き受けることができるため、幅広く活躍する事ができます。そのため多くの男子学生が目指しています。